久保田酒造で工場見学とお酒の引き渡しを行いました。
今回は久保田酒造の太田営業部長様に
案内をしていただきました。
作られたお酒がどれほど精魂込めて作られたかわかったいい機械になりました。
創業は江戸末期で、建物も増改築をしていますが、
梁は江戸時代のものをそこまま使っています。
ここに大釜を置いてお米を蒸します。
蔵の心臓部である製麹室。
日が当たらないところに位置し、
少しひんやりしています。
仕込みの時期はほぼ24時間付きっきりで麹をみます。
木でできた製麹室を作れるのは
日本で1社しか残ってないそうです。
雑菌が入るリスクを避けるために
製麹室から米を覚ます場所、タンクまでの距離が短くしています。
ここでお米が発酵してお酒になります。
一つのタンクで1,800本できます。
温度が一定7℃ぐらい保たれ、ひんやりしてます。
お酒はタンクで、保管されることが多いそうですが、
ここではお酒に瓶詰めしてから保管しています。
こうすることでより美味しいなるそうです。
今回作った酒米はこのタンクで作りました。
来年は大きなタンクで仕込めるぐらいの量を作りたいです。
この機械でお酒を絞ります。
ここで火入れを行います。
瓶詰めとラベルの貼る機械です。
すでにかなりの年数稼働してますが、
昔作られたものは故障が少なく現役です。
今の機械は複雑で壊れやすいものが多いですが、
昔の機械はずっと使えるように作られているんですね。