坂東33カ所霊場と西国33カ所霊場の全ての観音さまを模写した観音さまがあります。元々は、桂昌寺というお寺にありましたが、なくなったので、今の場所に移りました。久保沢はかつて久保沢宿として栄え、定期市も開催されていました。江戸時代には、打ちこわしの対象になるほどの商家もありました。観音堂は温泉坂にあります。名前は近くの旅籠が熱海のお湯を持ってきていたことに由来します。
日別アーカイブ: 2014年5月11日
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三井寺
東光寺
圓蔵院
実相院
祥泉寺
根本観音堂
中野堂
湘南寺
東林寺
高野山真言宗のお寺です。
お寺の方に、かつて、高野山の宿坊でお世話になったことを話すと、坂を登ったところにあるところですね。と即答してくださいました。
庭木がそよいでいました。
各札所には5•7•5•7•7の御詠歌があります。御詠歌は節を付けて唱えます。宗派により、流派が分かれています。
高野山真言宗・・・金剛流
真言宗智山派・・・密厳流
臨済宗建長寺派・・・鎌倉流
曹洞宗・・・梅花流
などいろいろあります。
御詠歌の始まりは、平安時代と言われ、花山法王が33箇所の観音霊場を巡礼したことに由来しているそうです。遣唐使が廃止され、国風文化が花開いていた時期で、和歌が流行し、かな文字が作られました。
津久井観音霊場の御詠歌は開場したときに作られたもので、江戸時代にできたそうです。